プロが教える自然光人物ポートレートの撮影方法。意外なレフ版の使い方も解説


「衝撃的なことを言うと自然光ポートレートに正解はない。」

カメラを始めたての時はサンサンと降り注ぐ自然光ポートレートがとても楽しいですよね!

眩い光のなかで人物撮影をひとしきり楽しんで、ある程度のところまで突き詰めると、次にぶつかる壁があります。

それはどうしても思い通りイメージ通りの光で撮影ができない。つまり、光のコントロール問題。

外での撮影はとても自由。でも、基本をおろそかにするとあるところで伸び悩んでしまいます。

なんとなく良い感じの写真を撮るのではなく、狙って撮れるようプロのカメラマンに指導いただいたので解説していきます。

自然光での撮影は難しい?

じつは外で自分の思い通りに撮影するのは非常に難易度が高いです。

なぜなら、街にはビルがあり、車の反射があり、植物があり、意に反して思いがけず緑色の光が当たる可能性もあります。

なので、本記事ではわかりやすくするために室内での写真で解説していきます。

光の種類

光の種類にはご存じ、順光、逆光、半逆光、サイド光とあります。

外で撮影するときの準備(コツ)としてまずは、どこから光が入ってきているのか、モデルさんの周りを360度いろんな角度で撮って確認します。時には寄りでも撮ったりして、光の入り方をファインダーを通して調べます。

例えば、人気の逆光だとドラマティックな印象の写真になり、半逆光だと髪の毛にニュアンスの光が入ったりしてとてもきれいに写ります。

光の質

光の質としては、直射光、薄雲(ディフューズされた光)、間接光などがあります。上の写真は間接光といって、壁や天井といったほかの物体の反射をへてきたやわらかい光で撮影したものです。(弱めのLED定常光で影をつくってます。)

つぎに直射光はその名の通り強力な太陽の光をそのままモデルに当てること。強力な分コントラストがつきやすいのですが、コントロールが難しいです。

そして上の写真のように、カーテンなどの遮蔽物でディフューズ(光を拡散)させることで、やわらかいニュアンスで撮影することもできます。

意外なレフ版の使い方

逆光で撮影すると、被写体が太陽を背にして立っているので背景が白飛びしやすいです。ではどうすれば白飛びをなくせるのか。

おさえたいなら肌にレフ版をつかって顔に光を当てて輝度差をなくすのです。しかし、明暗差を軽減するのが必ずしも正解というわけではないです。

撮影するモデルさんの顔に合うのは?今回撮影したいイメージは?というのを自分で持って、明暗差をレフ版で軽減するのか、あるいは白飛びを許容して顔を暗く逆光をいかすのかは決めるべきです。

また、レフ版がなくても、白い服、白い床、モデルの手は天然のレフ版になりうるのです。試し手に、光の入射角と反射角を調整してモデルさんの手を差し出してもらったら、顔の明るさがだいぶ変わりました。

さらに、同じ肌色の反射なので、色かぶりを気にする必要がありません。

他にも、床からの光の照り返し、街での撮影ならではの、木の「みどり」が反射して顔に色かぶりすることもあります。そのような時もレフ版が使えます。

レフ版は顔に光を当てる役割だけでなく、(緑の)光の反射をおさえるためにレフ版を置くこともあります。

とはいえ、色かぶりも味だと考える人が多かったりするので、個人的には変な色になりすぎなければアリです。

ということで、カメラをひとしきり楽しんだ僕としては基礎に立ち返るとても良い講義でした。この記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

この記事を書いた人

名前:まんちゃ(@Ste_1C

ライター兼カメラマン。初めての写真撮影にお手頃、1枚目のカメラマン。

個人ブログ「ハイパ→フリー」運営中!

撮影依頼はTwitterのDMからお待ちしています。撮影方法の役立ち情報もシェアしています♪


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